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ポスト安倍の声が高い、石破氏と岸田氏の動向について、読売新聞が報道しています。

もう少し、様子をみたい、ということが伝わります。
まだまだ、自民党への逆風が高まる、と、みているように思います。


読売新聞から

石破氏、総裁選出馬宣言見送り「得策ではない」

 自民党の石破茂・元幹事長は、9月の党総裁選に向けて4月にも行う予定だった出馬宣言を当面見合わせる方針を固めた。

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書書き換え問題が長期化の兆しを見せており、「党の結束が問われる時期の出馬宣言は得策ではない」と判断したためだ。
 石破氏は当初、2018年度予算成立後の4月中にも、他の候補に先駆けて出馬宣言を行う方向で準備を進めていた。この問題を受けて内閣支持率急落などの影響も出ており、石破氏は当面、政局の行方を注視する方針だ。石破派内では、「こうなったら『石破待望論』がわき起こるぎりぎりまで出馬宣言を待つべきだ」(幹部)との声も上がっている。

(引用終わり)

読売新聞から

岸田氏、総裁選について「何も決めていない」

 自民党の岸田政調会長は21日夜、訪問先の香港で同行記者団と懇談し、9月の党総裁選への自身の対応について、「何も決めていない」と述べた。

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書書き換え問題を念頭に、「特に今、政治を巡る状況が不透明感を増しているので、なおさら先行きについて予断を持って申し上げるのは難しい。政治の状況を見極めたい」と語った。
 これに先立ち、岸田氏は香港の投資家向けのイベントで講演。「財政再建と経済再生は両方大事だが、今の日本の状況を考えると、もう少し財政再建を強調する必要があるのではないか」と述べ、持論である財政再建の必要性を訴えた。