logo自民党の防衛族議員たちの活動が、この国のシビリアンコントロールの危機を招きかねない、と、心配しています。
逆説的ですが。

よく自衛隊の存在を「必要最小限」という表現で、平和憲法のもとでも存在できる説明につかわれますが、その基準がどこにあるのか、どうやって決めるのか、ということがよくわからないのです。

だから、「防御型」空母や敵基地攻撃能力の保有も違憲にはならない、という主張を許すことになる、と、思います。

F35Bを保有すれば、次は、空母、です。

保有すれば、使いたくなりますしね。



東京新聞から

「敵基地反撃能力保有を」と自民 新防衛大綱策定へ提言案判明

 政府が年末の決定を目指す新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」策定に向け、自民党がまとめた提言骨子案が15日、判明した。他国の弾道ミサイル発射拠点を破壊する「敵基地反撃能力の保有の検討」を要請した。陸海空に加えて新たな防衛分野の宇宙、サイバーへの対処力を高めるとともに、空間や地域をまたいで対応する自衛隊の統合運用機能の強化を掲げた。

 敵基地への反撃能力を巡り、大綱に何らかの形で反映されるかが焦点の一つになりそうだ。
 F35B最新鋭ステルス戦闘機を念頭に、短距離離陸が可能な垂直離着陸機の取得も要求した。