93bccc17.jpg安倍政権のいう、日本の伝統、天皇制の普遍性というものは、どのようなものなんでしょうかね。

古来、女性天皇があったことは歴史的事実と思いますので、女性皇族の立ち会いがだめ、というのは、根拠に乏しいようにも思いますし、また、逆に、参列者に女性もよい、というような変更が可能であるのなら、二重基準というようにも感じますけれども。

保守層からの疑問が噴出しているのでしょう。

保守的政治勢力が主な支持基盤であった安倍政権は、その保守勢力からの離反で崩壊する、というのが正しい形かもしれない、と、私は思っています。


河北新報から

政府、女性閣僚ら出席検討 新天皇の皇位継承儀式

 政府は、2019年5月1日の新天皇即位に伴って実施される「剣璽等承継の儀」を巡り、首相や閣僚、衆参両院議長、最高裁長官ら参列者について、女性の出席を可能とする方向で検討に入った。政府筋が4日、明らかにした。

 ただ女性皇族の立ち会いについては、男性限定の前例から認められないとの意見が強く、対照的な対応となる可能性がある。
 剣璽等承継の儀は、新天皇に皇位の証しである「三種の神器」の一部である剣や璽(勾玉)などを引き継ぐ重要な儀式。昭和天皇が逝去した1989年に実施した際には、参加対象となった首相や閣僚らは全て男性だった。