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官僚機構としての軍隊は、自らの組織の拡充と権限の拡大が、唯一の存在目的となります。
ということは、「仮想敵国」との友好関係は、組織の存続が危ぶまれる危機となりうる、ということですので、日本と中国との外交関係が緊張緩和になることを、中国軍も、また、防衛省自衛隊も、歓迎していない、ということが考えられます。

中国も、軍部の意向を無視した外交はできないのでしょう。
シビリアンコントロールの問題がある、と、感じます。もちろん、私たちの国もね。

アメリカは、中国とは本気で戦争はしません。
私たち日本人は、そのことをしっかりと肝に銘じておく必要があります。
日中が、現場でエスカレートして、軍事衝突となり、熱い戦争となるような事態になっても、アメリカ軍は中国軍と敵対するような動きはしない、と、思います。

日中の連絡メカニズムは絶対に必要と思います。


NHKのニュースサイトから


外相「日中防衛当局の連絡メカニズム 早期運用急ぐ」

中国軍機が29日、対馬海峡上空を通過し自衛隊機が緊急発進したことに関連して、河野外務大臣は関係改善を阻害する動きを自制するよう求めるとともに、偶発的な衝突を避けるための「連絡メカニズム」の早期運用開始へ調整を急ぐ必要があるという認識を示しました。

防衛省によりますと、29日、中国軍の「Y9」情報収集機1機が東シナ海と日本海の間を九州の対馬海峡の上空を通過して往復し、自衛隊機がスクランブル=緊急発進して対応しました。領空侵犯は無かったということです。
これに関連して河野外務大臣は閣議のあと記者団に対し「おととい行われた李克強首相をはじめとする一連の会談では日中関係を改善しようという政治的な意思がはっきりと明確に示されており、関係改善に水をさすような動きについては中国側が再発を防止する方向でしっかり動いてくれるはずだ」と述べ、日中関係の改善を阻害する動きを自制するよう求めました。
そのうえで、海上や空での偶発的な衝突を避けるため防衛当局者が緊急時に連絡を取り合う「連絡メカニズム」について「防衛当局間でこれから最終的な調整が行われるが、中国側も非常に前向きであり、なるべく早期にメカニズムの運用が始まることに期待したい」と述べ、早期運用開始へ調整を急ぐ必要があるという認識を示しました。