imagesまさか、米軍は、小学校が行った避難訓練に対抗している、のではありませんよね。

いずれにしても、この国では、日米地位協定によって、アメリカ軍の行動を日本政府が止めることはできないので、こんなことが起きる、と、私は思っています。

憤りしか、感じません。


NHKのニュースサイトから

ヘリ窓落下の小学校上空を米軍ヘリ3機飛行 市教委などが反発

先月、アメリカ軍のヘリコプターから窓が落下した沖縄県宜野湾市の小学校の上空を、18日、アメリカ軍のヘリコプター3機が飛行したのが確認されました。小学校ではこれまで、学校の上空を一切飛ばないよう求め、18日は落下物から身を守る避難訓練を行っていたところで、市の教育委員会などが反発しています。

沖縄防衛局によりますと、18日午後1時半ごろ、宜野湾市の普天間第二小学校の上空をアメリカ軍のヘリコプター3機が飛行したのを防衛局の職員が確認しました。
NHKが設置したカメラの映像では、小学校がある地域の上空をヘリコプターが飛ぶ様子が確認できました。
この小学校では、先月13日、隣接する普天間基地を離陸した大型ヘリコプターから重さ8キロ近い窓がグラウンドに落下しました。
18日はグラウンドの使用再開に向けて、午前中から子どもたちが参加して軍用機の落下物から身を守る避難訓練を行っていたところでした。
落下事故のあと、学校はアメリカ軍に対し学校の上空を一切飛ばないよう求め、在日アメリカ軍と防衛省は普天間基地を発着する航空機について、周辺にある学校の上空の飛行を「最大限、可能なかぎり避ける」として合意しています。
宜野湾市教育委員会は、NHKの取材に対し、「避難訓練を行ったその日に学校上空を飛ぶのはありえないことで、大変遺憾だ」と反発しています。

孫が通学「上空飛ばない約束 米軍は守って」
孫が普天間第二小学校に通う男性は「最大限、上空を飛ばないという約束をアメリカ軍は守ってほしい」と話していました。
また2年生の子どもを迎えに来た35歳の男性は「窓が落下した事故からあまり時間がたっていないのにもう上空を飛ぶのか、という思いがします。完全に飛ばないのは無理かもしれませんが、学校にはたくさんの子どもがいるので、アメリカ軍は上空を飛ばないという約束を守ってほしい」と話していました。