imagesアメリカの政治家の中には、日本国憲法は、アメリカ人が書いた、と、表現することがあります。
成立過程を述べたものだろう、と、思いますが、そうであっても、その後、長年の間、日本人に定着してきた憲法と思いますので、支持されていない、ということはありえない、と、思っています。

そのアメリカの日本通のカーティス名誉教授が、講演の中で、かなり踏み込んだ発言をしたようです。

カーティス氏は、自民党政権は続けてもらい、安倍首相は交代せよ、と、言っているのかなあ。


河北新報から

「9条改正の可能性低い」 米カーティス名誉教授

 日本政治に詳しいジェラルド・カーティス米コロンビア大名誉教授が13日、ニューヨークの同大で講演し、憲法9条に自衛隊を明記する安倍晋三首相の改正案は国会で十分な合意が得られておらず「(実現の)可能性は極めて低い」との見方を示した。

 先の衆院選では、安倍政権下での改憲に賛同する勢力が国会発議に必要な3分の2以上の議席を占めたが、カーティス氏は安倍首相の案が3分の2以上の賛同を得られていないと強調し「安倍氏が首相である限り、憲法改正はないと信じている」と述べた。