山尾志桜里無所属での立候補を強いられた山尾氏ですが、小選挙区で自民党の候補を退けて、勝ち抜きました。

おめでとうございます。

早速、希望の党との連携はない、と、言い切っているようです。
政治の場では、仲間も必要です。早く、立憲民主党との連携をはかってください。

また、
「個人の尊厳を権力から守るという憲法議論をリードする」との力強いお言葉。
期待するとともに、応援します。


朝日新聞から

山尾氏、政権批判票集める 「自分なりに汗をかきたい」

 愛知7区は、無所属前職山尾志桜里氏(43)が、自民前職鈴木淳司氏(59)との一騎打ちを制し、3回目の当選を決めた。喜びに沸く事務所で、山尾氏は「希望の党と政治をすることはあり得ない。民進の仲間や先輩とともに、中道リベラルを結集できるか、自分なりに汗をかきたい」と今後の決意を語った。

 安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正にも言及し、「安倍総理が言うのは、自分や国家の権力を肥大化させる方向の改憲。個人の尊厳を権力から守るという憲法議論をリードすることで、中道リベラルの接着剤の役割を果たしたい」と意欲を示した。
 山尾氏は既婚男性との交際問題を週刊誌に報じられ、9月に民進を離党。逆風下だったが、待機児童問題への取り組みを強調し、「もう一度、安倍政権に立ち向かわせてほしい」と訴え、政権批判票を集めた。
 離党後、山尾氏が地元支持者への「おわび行脚」を始めた9月下旬、首相が衆院解散に打って出たことから、山尾氏の動向が全国的に注目を集めた。
 選挙期間中は中道リベラルの立場から「個人の力の結集と安倍政権との戦い」と主張した。「今回は無所属。ワンチャンスしかない」と背水の陣で臨んだ。
 野党共闘を求める共産は候補者を擁立せず実質支援に回った。一方で従来の支持組織だった連合愛知は推薦を見送った。
 陣営には当初「女性票への影響が心配」との声もあったが、市民団体や民進地方議員らが手弁当で活動を支えた。
 比例復活した鈴木氏は、公明の支援を受けて組織選挙を展開。不倫疑惑への言及を封印しながらも、選挙終盤には「あんな候補に負けるわけにはいかない」と雪辱に燃えたが、選挙区では及ばなかった。