Unknown原発ゼロは現実的ではないと、世耕大臣は会見で述べたようですが、原発の運転は、核廃棄物の最終処分場、核燃料のサイクル計画や、原発の廃炉の方法、それに、事故を起こした時の対応など、「現実に即して考えられない」こともたくさんあると、思います。

それらについて、解決策がないまま、電気代を理由に、原子力発電を続けることは、子孫の代への責任放棄だと私は思います。


NHKのニュースサイトから

世耕経産相「原発ゼロは現実的でない」

世耕経済産業大臣は閣議のあとの記者会見で、希望の党が原発ゼロの立場を示していることに対して、地球温暖化対策などを進めていくうえでゼロにするのは現実的ではないという認識を示しました。

3日の記者会見で世耕経済産業大臣は、希望の党が原発ゼロの立場を示していることについて「世界的な課題として二酸化炭素の削減に直面している。また現実的な問題として電気代は高くなっている。できるかぎり原発を減らすという判断はしているが、ゼロにするのは現実的ではないと思う」と述べました。
一方、政府は、原子力発電所を基盤となる電源という意味の「重要なベースロード電源」と位置づけ、原子力規制委員会が新たな規制基準に適合すると認めた原発に限って再稼働する方針です。
これについて世耕大臣は「安全最優先で取り組まなければならず、バランスのとれた現実的で責任のある政策をしっかり遂行していきたい」と述べ、改めて政府の立場を明確にしました。