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これは、スラップ訴訟のようなものですから、敗訴は当然なのですが、それでも、このような判決が出たことに胸をなでおろす感じがしています。

裁判を起こすことで、相手の発言を封じる目的があります。

それにしても、トランプ大統領やドイツの総選挙の結果もふくめ、人類は、進歩しているのか、と、疑念を持たざるを得ないような動きが世界中で起きている、と、思います。

あ、「歴史は繰り返す」のか。
古代ローマの歴史家クルティウス・ルフスの言葉「History repeats itself.」
過去にあったことは、また後の時代にも繰り返して起きるということ。人間の本質に変わりがないことの証左だそうです。

ふー。


河北新報から

在特会前会長のヘイトを認定 有田議員への賠償請求棄却

 在日特権を許さない市民の会(在特会)前会長の桜井誠氏が、有田芳生参院議員のツイッターへの投稿で名誉を傷つけられたとして損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は26日、桜井氏の過去の発言がヘイトスピーチ対策法の差別的言動に当たると認め「一定の批判は甘受すべきだ」と請求を棄却した。

 判決によると、有田氏は2016年4月、「桜井誠の存在がヘイトスピーチ=差別扇動そのもの」などと投稿。桜井氏側は人格を否定していると主張していた。
 小野瀬厚裁判長は、桜井氏が「在特会の指導的、中心的役割を果たし社会的に影響力があった」と認定。有田氏の投稿に違法性はないと判断した。