前原誠司
前原氏の選挙戦略としては、共産党の組織票をあてにするのではなくて、無党派層に逃げて行った、もともとの旧民主党の支持者達を呼び戻したい、ということでしょうか。

おそらく、民進党内で、政策論争を超えた、怨讐の交錯が起きてきそうです。


朝日新聞から

前原代表、野党4党合意見直しへ 改憲反対「話通らぬ」

 民進党の前原誠司代表は6日、民進、共産、自由、社民の野党4党で合意した「安倍政権下での憲法9条改悪に反対する」との方針を批判し、5日に発足した新執行部に対し、合意の是非を含めて見直すよう指示したことを明らかにした。

 前原氏は、広島市であった電力総連の大会で「民進党は政権与党の揚げ足取りばかり(している)とみられている」と指摘。「安倍さんの下での憲法改悪の議論には応じない、と。これでは話が通らない。憲法についてはビジョンを示し、堂々と議論する」と述べた。
 大会後、記者団に5日の役員会で合意見直しを指示したと説明し、「役員会の中で議論を進め、成案を得たい」と話した。野党4党は6月の党首会談で、安倍政権下での「憲法9条の改悪」に反対することなどを確認したうえで、次期衆院選に向けて候補者調整することで合意している。