議員の急死による、急な選挙なので、知名度の高い候補者に白羽の矢となるのは当然の流れ、なのですが、泉田氏は、柏崎の原発再稼働問題で、東京電力との軋轢もあった、と、記憶しています。
とにかく、短期決戦の選挙です。
今後の展開をしっかりとみておきたい、と、思います。
朝日新聞から
衆院新潟5区補選、自民県連が泉田前知事に立候補要請
自民党の長島忠美衆院議員の死去に伴う衆院新潟5区補選(10月22日投開票)で、自民党新潟県連5区支部が2日、泉田裕彦・前新潟県知事に立候補を要請し、泉田氏も前向きに検討する姿勢を示した。泉田氏が受け入れれば、県連は4日以降に正式決定し、党本部に公認を要請するとみられる。党本部は「泉田氏は勝てる候補だ」(党幹部)として公認する方針だ。
2日午前、県連の支部幹部の県議らが泉田氏の自宅を訪れ、立候補を要請した。泉田氏は面会後、記者団に対し、補選の投開票日が、中越地震の発生した10月23日と、知事を退任した24日に連なっていることに触れ、「運命的なものを感じる」と語り、これまでにない前向きな姿勢を見せた。
5区は泉田氏の地元(4区の加茂市)と選挙区が異なるため、地元の支援者の理解を得たうえで立候補を決める考えとみられる。面会した県議は「前向きに受け止めていたと思う」と記者団に語った。
長島氏の死去後、泉田氏は「今は(長島氏の)喪に服すとしか言えない」と述べていた。
泉田氏は2004年10月に新潟県知事に就任後、3期務めた。知事就任前日の10月23日に新潟県中越地震が発生し、当時、旧山古志村(現長岡市)の村長だった長島氏と災害復旧や復興対応にあたった。知事時代は東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な立場を示してきた。
コメント
コメント一覧 (2)
私は、泉田氏は、自民党ではなく、民進党から立候補すべき政治家と感じていますが。
朝日新聞から
知事だった泉田氏「原発政策の欠陥、与党入って直す」
東京電力柏崎刈羽原発に近い新潟5区。東電や国の原発政策に対して「もの申す知事」として知られた自民新顔の泉田裕彦氏(55)が立候補した。長岡市内での出陣式で「野党から言ってもダメ。原発政策の欠陥は与党に入って直さないといけない」と述べた。
再稼働を進める自民での立候補。慎重派と見られていた泉田氏の選択に戸惑う有権者も少なくない。泉田氏は「原発政策には欠陥がある。外野から言っても直せない。与党から働きかける」「原発は動いていまいとリスクはある。そこに向かい合うことが大事」などと説明してきた。
選挙区内にある魚沼市の前市長で無所属新顔の大平悦子氏(61)は原発を争点に臨む。共産、自由、社民などの野党をはじめ、民進の県議や労働組合の連合、市民連合が支援する。「泉田氏が勝てば5区の市民が原発再稼働をOKしたと判断される」。再稼働、原発には反対だ。幸福実現党新顔の笠原麗香氏(25)は再稼働を容認している。