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大企業など財界がスポンサーをしているテレビなどではきちんと報道されていないように感じますが、野田聖子総務大臣が、アベノミクス、特に、日銀の異次元の金融緩和策などについて、疑問を呈したようです。

「異次元」が、日常になってしまってはいけない、と思うのです。必ず、大きな反動がかえってくる、と思います。

中央銀行の独立性が疑われる事態が続いている、と、私は心配しています。
日銀の政策に疑問を呈した野田大臣の発言が、閣僚として異例だとしても、警鐘を鳴らすことは必要と思います。

また、野田氏は、今後、総理大臣をめざすのであれば、自らの経済政策について、提案をしていくべき、と、思います。


読売新聞から

アベノミクス「検証すべきだ」…野田総務相

 野田総務相は30日のBS朝日の番組収録で、アベノミクスの効果が不透明だとして、「今立ち止まって検証するべきではないか」と述べた。

 日本銀行が進める異次元の金融緩和についても、「ある程度効果はあったが、予想を下回っている」と述べ、金融政策を含めた経済政策を総括すべきだとの考えを示した。
 首相との距離が指摘される野田氏は3日の内閣改造で総務相に就任。来年の自民党総裁選についても「準備を進めている」と述べ、改めて出馬に意欲を示した。