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大阪では、維新の会、東京では、都民ファースト、と、自民党や民進党ではない政党の支持が高い、ということが背景にあります。

まさか、自民党を出て、維新の会や都民ファーストと連携することをねらっている、とは、思いませんけれど。

この国が直面している様々な問題、特に、東京や大阪などの都市部の有権者には、自民党や民進党では解決できない、という不信感が背景にある、と思います。


朝日新聞から

自民有志、「政権に苦言」勉強会設立へ 人事への不満も

 厳しい意見、ちょうだいします――。自民党の議員有志が25日、安倍政権に苦言を呈する有識者を講師に招いて意見を聴く勉強会を立ち上げる。背景には、内閣支持率が低落する中、次の衆院選に向け、無党派層の多い都市部を地盤とする議員らの危機感がある。

 勉強会の仮称は「日本の明日を創る会」。平沢勝栄(東京17区)、竹本直一(大阪15区)両衆院議員ら首都圏や関西圏の議員が中心になって参加を呼びかけている。中心議員は「党がどう見られているか、外部の有識者を招いて話を聞く」。2週間に1回程度の頻度で開催する方向だ。
 発足のきっかけは、7月の東京都議選の惨敗。「都民ファーストの会」を率いて圧勝した小池百合子都知事を支持する勢力は、衆院選をにらんで東京を足場に新党結成をうかがう。関西圏では日本維新の会が依然、力を持つ。呼びかけ人の一人は「次の選挙は自民党の看板だからこそ厳しい。党を変えないと壊滅状態になる」と危機感をあらわにする。
 別の呼びかけ人は「あくまで安倍政権を支える立場からやる」と語るが、党内には今回の人事への不満も残る。支持率低下の要因が加計学園問題など安倍晋三首相自身にあるとの見方が強いだけに、勉強会は「反安倍」色を帯びる可能性もある。