写真は、今回の事故とは無関係の艦船です。
一言で言えば、見張りの不徹底、ということだろうと思います。
北朝鮮問題や中国の海洋進出への対応で、アメリカ海軍の現場が疲弊し、士気が落ちている可能性がありますね。
先日も、日本近海で、アメリカ海軍のイージス駆逐艦フィッツジェラルドが、コンテナ船と衝突する事故を起こしたばかりですので、びっくりしました。
今回の事故では、駆逐艦の左舷後方が損傷している、とのことで、写真をみると、相手のタンカーの球状艦首バルバスバウがめり込んだような損傷があります。ということは、タンカーの船首が駆逐艦の左舷にぶつかった、と、思われます。
衝突防止法では、相手を右舷にみる側が、進路を変更して、衝突を回避する義務がある、と、されています。
つまり、駆逐艦は、相手のタンカーを左舷に見て、また、タンカーからは駆逐艦を右舷側に見ていた、と、思われます。
衝突防止ための回避責任は、タンカー側にあった、と、私は想像しています。
行方不明の乗組員が無事に発見されることをお祈りしております。
読売新聞から
マラッカ海峡で衝突の米艦、居室や機械室に浸水
シンガポール沖のマラッカ海峡で21日午前6時24分(日本時間)頃、米海軍のイージス駆逐艦ジョン・S・マケインがリベリア船籍のタンカーと衝突した。
乗組員10人が行方不明となり、5人が負傷した。
船体は左舷後方が損傷しており、第7艦隊の発表によると、乗組員の居室や機械室、通信室に浸水した。同艦は21日午後(同)、シンガポールの米海軍基地に到着した。
シンガポールのリー・シェンロン首相は21日、フェイスブックに「負傷者5人のうち4人がシンガポール総合病院に搬送された」と書き込んだ。
損傷の程度によっては、同艦が長期にわたり作戦行動から離脱し、緊張が続く北朝鮮情勢への対応などに支障が出る恐れがある。
一言で言えば、見張りの不徹底、ということだろうと思います。
北朝鮮問題や中国の海洋進出への対応で、アメリカ海軍の現場が疲弊し、士気が落ちている可能性がありますね。
先日も、日本近海で、アメリカ海軍のイージス駆逐艦フィッツジェラルドが、コンテナ船と衝突する事故を起こしたばかりですので、びっくりしました。
今回の事故では、駆逐艦の左舷後方が損傷している、とのことで、写真をみると、相手のタンカーの球状艦首バルバスバウがめり込んだような損傷があります。ということは、タンカーの船首が駆逐艦の左舷にぶつかった、と、思われます。
衝突防止法では、相手を右舷にみる側が、進路を変更して、衝突を回避する義務がある、と、されています。
つまり、駆逐艦は、相手のタンカーを左舷に見て、また、タンカーからは駆逐艦を右舷側に見ていた、と、思われます。
衝突防止ための回避責任は、タンカー側にあった、と、私は想像しています。
行方不明の乗組員が無事に発見されることをお祈りしております。
読売新聞から
マラッカ海峡で衝突の米艦、居室や機械室に浸水
シンガポール沖のマラッカ海峡で21日午前6時24分(日本時間)頃、米海軍のイージス駆逐艦ジョン・S・マケインがリベリア船籍のタンカーと衝突した。
乗組員10人が行方不明となり、5人が負傷した。
船体は左舷後方が損傷しており、第7艦隊の発表によると、乗組員の居室や機械室、通信室に浸水した。同艦は21日午後(同)、シンガポールの米海軍基地に到着した。
シンガポールのリー・シェンロン首相は21日、フェイスブックに「負傷者5人のうち4人がシンガポール総合病院に搬送された」と書き込んだ。
損傷の程度によっては、同艦が長期にわたり作戦行動から離脱し、緊張が続く北朝鮮情勢への対応などに支障が出る恐れがある。
コメント
コメント一覧 (1)
朝日新聞から
シンガポール沖で衝突のイージス艦、横須賀に移送へ
8月にシンガポール沖で民間タンカーと衝突し、乗組員10人が死亡した米海軍のイージス駆逐艦ジョン・S・マケインについて、米海軍は、同艦を重量物運搬船に載せて9月末にもシンガポールから配備先の横須賀基地(神奈川県横須賀市)へ移送することを明らかにした。
同艦は衝突で左舷後方を損傷し、居住区や機械室などが浸水。犠牲になった10人は艦内から見つかった。横須賀基地のドックに移して被害状況などを詳しく調べるとみられる。
同基地のドックには現在、6月に伊豆半島沖で貨物船と衝突して7人が犠牲になった駆逐艦フィッツジェラルドがある。同艦は今秋に重量物運搬船に載せて米国に運び、大規模修理に入ることになっている。