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小池氏の「都民ファースト」というキャッチフレーズはわかりやすいのですが、「日本ファースト」というのは、どういう意味でしょうか。

「日本」という言葉が、日本国民をさすのか、日本国という統治機構を指すのか。

英語表記はどうなるんでしょう?
まさか、「Japan First」?
そうすれば、トランプ大統領の「アメリカ第一主義」に対抗?
ならば、自由貿易に反対して保護主義?

いろいろ、誤解を招きやすいネーミングだと思います。
「国民ファースト」としなかったことから、なんとなく伝わりますけれど。つまり、新たな保守政党、ということなんでしょうね。

それから、日本全体のことを考える政策は、東京ファーストの政策とぶつかり合うことが多くなると思います。そのあたりの整合性をきちんととっていかねば、地方への支持は広がらない、と、思います。

経済成長の果実を、地方へ還元は、ずっと、自民党がやってきた政策です。


朝日新聞から

「日本ファーストの会」設立 政治塾、初回講師は小池氏

 小池百合子・東京都知事に近い若狭勝衆院議員が国政新党の結党を視野に、政治団体「日本ファーストの会」を設立したことが分かった。9月には政治塾を開講し、小池氏を講師に招く。若狭氏は小池氏が率いる地域政党「都民ファーストの会」と連携した新党の結党を検討しており、今後の動向次第では政界再編につながる可能性がある。

 若狭氏によると、政治団体を7月中旬に設立し、若狭氏が代表に就任した。小池氏は役職に就いていないという。9月16日に政治塾「輝照(きしょう)塾」を開講し、初回には小池氏を講師に招く予定。7日午後に記者会見し、詳細を公表する。
 都民ファーストは7月の都議選で自民党と対決し、安倍政権への批判の高まりを追い風に圧勝。小池氏や、小池氏と連携する勢力が国政にどう関与していくかは、政界の今後を左右する可能性があるとして注目されてきた。小池氏は自らの国政進出については「国政にはノータッチ」などとして否定し続ける一方、若狭氏との協力関係は継続し、若狭氏の国政の場での動きを見守る考えを示している。若狭氏は都議選直後から、小池氏と連携した国政新党の立ち上げを模索してきた。
 政治塾を巡っては、小池氏も都知事就任後の昨年秋に開講し、都民ファーストの都議選候補の多くを選んだ経緯がある。若狭氏も今後の国政選挙をにらみ、政治塾を通じて候補者を確保する狙いがあるとみられる。