images安倍政権が危機的状況にある、ということを、首相自ら認識しているのだ、ということが伝わる内閣改造だと思います。

外務大臣に加藤勝信氏を選ぶことができなかった、ということが象徴的かと思います。

野田聖子氏や河野太郎氏は、私が大変尊敬している政治家です。
このような政治家が自民党にいることが、自民党の強さだと思っています。
今回、安倍首相を助けるため、というより、自民党を助けるため、国を助けるため、に、大臣を受けた、ということだろうと思います。

野田氏は、安倍首相に対して、総務大臣のポストを要求したのだろう、と、想像しています。
安倍首相は、それを受けざるを得ませんでした。
河野太郎
また、加藤勝信氏を外務大臣に考えていたようですが、結局、厚労大臣とし、河野太郎氏を外務大臣に起用することになりました。

河野太郎氏が「独自性」を発揮したら、外相としては1ヶ月ももたない、かもしれませんけれど、
様子をみていきたい、と、思います。

また、安倍首相により、組織がガタガタになった、文部科学省や防衛省自衛隊を立て直すためには、岸田派の政治家を登用することになりました。

もし、逆に立場なら、安倍首相やその周辺の「お友達」たちは、反対勢力の政権を守るために力を貸すでしょうかね。