images何をもって「国益」というのか、それをどのように評価するのか、という問題があることはわかっています。

でも、安倍首相がその座にいる限り、どんどん、「国益」が毀損していく、ということは間違いない、と、思います。

安倍首相は、ずっと、いろいろな人たちに大きな「借り」を作ってしまっています。

森友学園の関係者もそうでしょうし、財務省の理財局長、近畿財務局や、国土交通省の大阪航空局も。
それから、加計学園の理事長や関係者たち、愛媛県や今治市の関係者たち、内閣府や文部科学省、農林水産省、日本獣医学会、京都産業大学、それに、山本地方創生大臣。
今回の日報問題では、稲田防衛大臣、防衛省、自衛隊の幹部の人たち。

たくさんの方々に、「借り」を作ってしまいました。
もう、身動きができないぐらいに。

安倍首相が国民に「嘘」をついていることを、かれらは証明することができます。
彼らが、自分たちが「知っていること」「だまっていること」を、外部にもらせば、安倍首相は、たちまち、窮地に追いやられます。

安倍首相は、自らを守るために、彼らに「よい条件」を提示する必要があります。
それは、安倍首相にとっては、利益であっても、私たち国民にとっては、不利益に違いありません。
つまり、「国益」を減じ続けることになります。

安倍首相を早く辞めさせないと、国益が減じるばかり、です。