images安倍首相、安倍政権は、官僚の政治支配をねらって、内閣人事局の機能を活用しています。
人事権をもつことは、官僚機構を支配することにつながります。

これが、民主的な官僚機構支配になるのであれば、まったく問題ない、と思いますが、そのために必要なのは、政治家が誠実にその責務を果たしていること、また、そのことをきちんと説明する責任を果たしていること、だと思います。

そうすれば、法律にしたがって責務を果たす官僚機構よりも、選挙で選ばれた政治家たちが上にたつ、ということの正当性が担保されると思います。

国民に嘘をつく政治家を、行政の官僚機構のトップにおき、その絶大な国家権力を使わせてはいけない、ということは間違いありません。

今の安倍政権は、とんでもない方向に進んでいる、と、思います。

やはり、「権力は腐敗する、絶対的な権力は徹底的に腐敗する」(私の訳)という、イギリスの政治学者アクトンの言葉を思い出さざるをえません。

安倍首相や安倍政権が、きちんと説明責任を果たそうとしないために、そして、その理由が、官僚機構支配を悪用して、自分たちの支持者に利権があるような歪んだ政治や行政を行ったため、きちんと疑惑を説明できないのであるなら、そのうえ、国会などで、虚偽の説明や資料の隠蔽を官僚たちにさせたたのであるなら、それらの悪用された官僚機構に証拠を握られ、逆に、政権が身動きできない状況になる、ということを、今の安倍政権が証明している、と、私は思います。

つまり、官僚機構を、国民が政治家をつかって使いこなす、ということではなく、その官僚機構に、私たちの代表者がコントロールされる状況、を、作ってしまった、ということになります。

政治家としての基本的な資質にかける人間を、政治や行政機構のトップリーダーとして戴いたことが、どんな間違いであったのか、を、一連の問題が証明した、と、思います。