main_115写真の艦船は、この事故とは無関係です。

怪我をした1名の乗組員の回復と、連絡がとれない、という7人の方々が元気であることをお祈りしています。

駆逐艦の右側面に、コンテナ船の船首がめり込むようにぶつかったようですが、ということは、駆逐艦が、コンテナ船の進路を横切るように、コンテナ船からみて左側から進行していた、ということになるかと思われます。

船の衝突防止の国際ルールでは、原則として右側の船が優先とされます。

コンテナ船側は、相手の駆逐艦を自船の左舷側にみている、という状況と思います。
このような場合、駆逐艦がコンテナ船よりも早く互いの進路が交差する海面を通過できる、という確証がない限り、コンテナ船を自船の右舷側に確認している駆逐艦は、相手の進路を横切ってはいけません。

しかし、そもそも、アメリカ海軍の駆逐艦ですから、周囲の監視能力は抜群、のはず。しかも、伊豆沖は、世界でも有名な航行する船の多い海域。

コンテナ船などは、船首の造波抵抗を軽減するために、水面下にドーム状の突き出し、がある形状をしていることが多いので、今回のコンテナ船がそうであるなら、駆逐艦の喫水線下にも激しく衝突したのではないか、と、心配しています。
つまり、浸水しているのではないか、ということです。

かなりの昔の帆船の軍艦のころ、まだ、大砲がそれほど発達していないころ、は、船首に頑丈な衝角と呼ばれる突起を装備して、相手の船に体当たりして穴を開ける、という戦い方がありましたが、それと同じような状況になったのではないか、と、思います。

なにがあったのか、今後の当局の発表を待ちたい、と、思います。
まさか、日本の海上保安庁の捜査に、アメリカ海軍が非協力な態度になる、ということはないでしょうね?


NHKのニュースサイトから

米イージス駆逐艦とコンテナ船衝突 乗組員7人連絡取れず

17日未明、静岡県南伊豆町の石廊崎から、およそ20キロ沖合で、フィリピン船籍のコンテナ船から「アメリカ海軍の船と衝突した」と、第3管区海上保安本部に通報がありました。アメリカ海軍の船はイージス駆逐艦で、船体の右側の側面が大きく壊れ、乗組員7人と連絡が取れなくなっているほか、1人がけがをしているということで、確認を進めています。

17日午前2時半前、静岡県南伊豆町の石廊崎から、およそ20キロ沖合で、フィリピン船籍のコンテナ船から「アメリカ海軍の船と衝突した」と第3管区海上保安本部に通報がありました。
下田海上保安部や、アメリカ海軍によりますと、衝突したと見られるのは長さ222.6メートル、総トン数2万9060トンのフィリピン船籍のコンテナ船と、長さ154メートル、総トン数8315トンのアメリカ海軍横須賀基地所属のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」だということです。
第3管区海上保安本部によりますと、駆逐艦からの情報として、乗組員7人と連絡が取れなくなっているほか、1人がけがをしているということで、確認を進めています。
NHKのヘリコプターが撮影した映像では、イージス駆逐艦の船体の右側が何かがぶつかったように激しく壊れている様子が確認できます。甲板にはオレンジ色のホースが出されていて、多くの乗組員が壊れた場所を確認していました。また、駆逐艦の近くには海上保安部の船が到着し、周辺の状況を調べています。
一方、コンテナ船は、午前7時前、伊豆大島の北東10キロを東京方面に向かって自力で航行しています。船首の左側には、何かにぶつかったり、こすったりしたような痕が確認できます。
アメリカ海軍によりますと、イージス駆逐艦は横須賀基地に向けて航行しているということです。
海上保安本部は、巡視船と巡視艇それぞれ1隻と、ヘリコプター1機を出して、詳しい状況を調べています。