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中東アラブの周辺国と断交という状況にあるカタールに対して、アメリカ政府は、F15E戦闘機を36機供与するそうです。もともとは72機の計画だったそうですけれど。

カタール空軍は、現在、フランス製のミラージュ戦闘機を保有しているそうですが、これにより、かなり、強力な制空力を保有することになる、と、感じます。


読売新聞から

米、カタールにF15を36機供与…同盟を堅持

 米ブルームバーグ通信は14日、米政府がF15戦闘機36機をカタールに供与することで同国政府と合意したと報じた。

 取引総額は120億ドル(約1兆3200億円)にのぼるという。カタールと断交する動きがサウジアラビアなど中東諸国に広がる中、米政府は、カタールとの同盟関係を堅持する方針を明確にした格好だ。
 米国防総省は「カタールの長年にわたる駐留支援と地域の安全への不朽の貢献に感謝している」(デービス報道部長)と、一貫してカタールに配慮する姿勢を見せてきた。ロイター通信によると、14日には米海軍の艦船2隻が、カタール海軍との合同演習に参加するためドーハに到着した。戦闘機供与の合意と併せ、カタールとの軍事協力に揺るぎがないことを内外に示す狙いとみられる。