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この国のあり方、政治のあり方が、問われる事態が続いている、と、思います。

いま、加計学園問題では、「政治主導」に対する官僚機構からのクレーム、という側面がある、と、感じています。

政治家は、私たちが正当な選挙で選んだ政治の場での代表者で、国家権力の行使を委任されています。
官僚は、きちんとした試験で選抜され、法律の規定のもとで国家権力の行使をしていますが、国民が選挙で選んだものではありません。

つまり、その選抜の仕組みのうえからもみても、官僚よりも政治家のほうが、優位に立つべき、なのです。
問題のある政治家は、選挙で交代させることができますけれど、問題のある官僚を交代させることは簡単ではない、ということもあります。

しかし、いま、加計学園問題では、国民世論は、その官僚機構の側の言い分に正義がある、と、感じているようです。

というか、政治家の言動に対して、国民の不信が高まっている、という状況があるのだと思います。
政治家への信頼が失われている、ということです。

政治家が、国民から、その権力の行使を委任されているのは、国民から信頼されているから、で、その目的は、国民全体の奉仕者としての役割を期待されているから、です。
もし、特定の支持者のためだけに、その支持者に利益を誘導するために、政治家がその権力を行使したのであれば、それでは、国民は、その政治家ではなくて、クレームを言っている官僚機構のほうを信頼してしまう、ということになってしまいます。

かけ学園問題への対応では、菅官房長官と安倍首相は、大きな政治的ミスをおかした、と、思います。