Unknown
「貿易と安全保障は切り離すべき」
という考えは、大変危険な考えと思います。
特に、安全保障政策の専門家とされるアーミテージ氏が、そんなことを述べて、現職の大統領の政策の批判を公言することは大きな問題がある、と、思います。しかも、日本で。

NHKもNHKだと思います。
今、ここで、アーミテージ氏のこんな意見を大きく報道することに、どんな建設的な結果が期待されるのか、と、考えると、軽率だ、と、私は思います。

いずれにしても、トランプ大統領の求心力、統率力は、地に落ちている、とは思います。


NHKのニュースサイトから

アーミテージ氏 米大統領の「貿易面で譲歩」発言を批判

アメリカのアーミテージ元国務副長官がNHKのインタビューに応じ、北朝鮮の核・ミサイル問題に日米韓は緊密に連携して対処すべきだと強調したうえで、トランプ大統領が、中国が解決に協力するなら貿易面で譲歩する考えを示したことについて、貿易と安全保障は切り離すべきだと批判しました。

知日派で外交・安全保障政策の専門家として知られるアメリカのアーミテージ元国務副長官は25日、都内でNHKのインタビューに応じました。
そのなかでアーミテージ氏は北朝鮮の核・ミサイル開発問題について、「トランプ政権は、安倍政権と韓国で新たに発足したムン・ジェイン(文在寅)政権と協議し、問題の解決に向けて何を求められているのかを把握すべきだ」と述べ、北朝鮮との対話も必要だという立場のムン大統領の考えを見極めつつ、日米韓が緊密に連携して対処すべきだと強調しました。
そのうえで、トランプ大統領が先月末、中国が協力して北朝鮮に影響力を行使するなら、貿易面で譲歩する考えを示したことについて、「ばかげた考えだ」と述べ、貿易と安全保障は切り離すべきだと批判しました。
またアーミテージ氏は、トランプ大統領が初めてNATO=北大西洋条約機構とG7=主要7か国の首脳会議に出席するにあたり、「アメリカがこれからも世界規模の課題に関与していく姿勢を示すべきだ」と述べました。