山尾志桜里
28日の「共謀罪」法案に関する審議で、問題点が明確になってきた、と、思います。

一般人は捜査対象にならない というのは、
「何らかの嫌疑がある段階で一般の人ではないと考える」ということの裏返しだそうです。

民進党の井出庸生氏は「無罪推定の原則と真っ向から対立する」と、批判したそうです。

この点を明確にしておく必要がある、と、思います。

民進党の議員たち、国会で、がんばっていると思います。


河北新報から

嫌疑ある段階で一般人ではない 「共謀罪」で盛山副大臣

 「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案の審議は28日午後も衆院法務委員会で続き、盛山正仁法務副大臣は同日午前に一般人は捜査対象にならないと答弁した根拠について「何らかの嫌疑がある段階で一般の人ではないと考える」と述べた。民進党の逢坂誠二氏への答弁。

 民進党の井出庸生氏は、その後の質問で「無罪推定の原則と真っ向から対立する」と批判。盛山氏は「一般の人とは言えないのではないか」と繰り返した。
 盛山氏は28日午前の審議で「通常の団体に属し、通常の社会生活を送っている一般の方々は捜査の対象にならず、処罰されることはない」と答弁していた。