images今の天皇が、その立場をかけて、社会に問うたものは、このことだったのだ、と、私は感じています。
自分自身のことだけなら、生前退位を持ち出すことはなかったのではないか、と、思うからです。そういう人格者である、と、信じています。

女性天皇を認めること、が、今の天皇陛下のご希望だと、私は信じています。


読売新聞から

皇族数の減少「速やかに対策必要」…最終報告案

 政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長=今井敬・経団連名誉会長)が天皇陛下の退位実現に向けてまとめた最終報告案の全文が15日、分かった。

 「皇族数の減少に対する対策について速やかに検討を行うことが必要」と明記し、政府や国民各層での議論を求めている。「象徴や権威の二重性の回避」のため、陛下が象徴として担ってきた公的行為を「基本的に全て譲る」ことが適切との考えも盛り込んだ。
 最終報告は21日の会合で詰めの議論を行い、同日中に安倍首相に提出する。
 A4判19ページの報告案では、退位後の天皇の呼称として、歴史的には「太上天皇」と称されてきたことに触れつつ、「『天皇』という文言が含まれると天皇が並び立つかのような印象を与える」として、略称の「上皇」が適当とした。