jcp-logo-h共産党が、また、独自に資料を入手したようです。
それによれば、籠池氏が要望した内容は、土地の価格の引き下げだけではなく、手紙には別の要望が書かれており、それについては、「ゼロ回答」ではなくて、逆に「満額回答」だったことになる、とのことです。

「私や妻が関わっていたら、首相も国会議員も辞める」と、関係者達に恫喝まがいの発言をしているので、整合性がとれない事実がどんどん出てきても、詭弁を弄して、煙に巻き続けていますが、どうにも苦しい説明が続いている、と、思います。


河北新報から

共産「籠池氏に満額回答」と主張 夫人付へ手紙、売却陳情

 共産党の大門実紀史氏は28日の参院決算委員会で、大阪市の学校法人「森友学園」の問題に絡み、籠池泰典氏が安倍昭恵首相夫人担当の政府職員に宛てた手紙のコピーを入手したとした上で、国有地の早期売却を陳情していたと指摘した。結果的に格安で払い下げられ「籠池氏の要望は全て実現している。満額回答だ」と主張。政府は手紙の内容を認めたが、政治的な影響はないとする従来の姿勢を崩さなかった。

 政府は23日、学園理事長退任を表明した籠池氏の問い合わせに、夫人担当の谷査恵子氏が2015年11月15日付で回答したファクスを公表。安倍首相は「ゼロ回答で、何ら影響はない」としている。