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裁判所の保釈の決定は、大変、喜ばしいのですが、こんな微罪での5ヶ月間にも及ぶ拘留、政治的な判断がなければできない、と、私は思います。
また、裁判所は、独立して判断するとされ、今回の保釈決定について、検察側の抗告に反対して、とのことだそうですが、初公判のあとですから、通常の判断、ということかと思います。また、検察側の徹底抗戦には、政治的な関与はなかったのか、と、大変、気になります。

こんなことを続けていたら、いつまでたっても、沖縄問題は解決には近づきませんからね。


NHKのニュースサイトから

5か月以上勾留の沖縄平和運動センター議長 保釈認める決定

アメリカ軍施設の建設に反対する活動中に沖縄防衛局の職員にけがをさせたなどとして逮捕・起訴され、5か月以上勾留されていた沖縄平和運動センターの議長について、福岡高等裁判所那覇支部は保釈を認める決定をしました。

沖縄平和運動センターの議長、山城博治被告(64)は去年8月、アメリカ軍北部訓練場の近くで沖縄防衛局の職員の肩を揺さぶりけがをさせたなどとして、傷害や公務執行妨害などの罪で起訴されています。
山城議長は当時、北部訓練場のヘリコプター発着場の建設に反対する活動をしていて、去年10月に逮捕されてから5か月以上勾留されていました。
那覇地方裁判所は17日、弁護側の求めに対し保釈を認めましたが、検察側が福岡高等裁判所那覇支部に不服を申し立てていました。
これについて、福岡高等裁判所那覇支部は18日、検察側の申し立てを退け、保釈を認める決定をしました。山城議長はこのあと、勾留されていた那覇拘置支所を出て記者会見を行うことにしています。
山城議長の勾留が5か月間続いたことについて、国際的な人権団体の「アムネスティ・インターナショナル」は人権侵害だと指摘したうえで、「基地の反対運動を萎縮させるおそれがある」と強い懸念を示していました。
山城議長は17日に那覇地方裁判所で開かれた初公判で、起訴された内容の一部を否認し、無罪を主張しています。