images国会審議をみていて、感じるのですが、今回の森友学園の件で、野党からの猛烈な批判に対し、財務省の理財局長は、耐え続けています。

政治家との面談記録は破棄した、と、答え続けています。

私は、官僚たちが、この大切な証拠を、物理的に完全に破棄しているとは思えません。

きちんと、再調査すれば、役所のどこかのロッカーから、きっと出てくるのです。

過去にも、そんなことがいっぱいありました。

本当に破棄していたら、逆に、自分たちの恣意的な行政の責任を、官僚たちが負わねばならなくなります。
官僚は、絶対に責任を負いません。

では、書類は「発見」されるのか。

自分や妻の関与があれば、辞職する、と、言い切っている安倍首相は、自分の首を、官僚機構に委ねたことになります。

優秀な、日本の官僚機構を、国民のために、きちんと使いこなすことが、政治家の責務だと私は考えています。

これでは、安倍首相と、官僚機構との力関係が逆転してしまいます。
安倍首相は、あと一期三年の任期継続を考えているようですが、残りの任期は、国民のために政治を行うことができない状態になってしまうことでしょう。