Unknown
オバマ大統領の「善政」が、トランプ大統領によって、どんどん、覆されています。
残念でなりません。


NHKのニュースサイトから

米パイプライン建設再開 国連特別報告者が懸念表明

アメリカのトランプ大統領の指示で再開された先住民族の居留地近くを通るパイプラインの建設工事について、現地を視察した国連の特別報告者は「環境に影響を及ぼし、先住民の生活を脅かす」と深刻な懸念を表明し、アメリカ側に建設計画の見直しを求めていく方針です。

アメリカ中西部のノースダコダ州とイリノイ州を結ぶシェールオイルのパイプラインの建設計画をめぐっては、オバマ前政権はパイプラインが先住民族が生活に使う川の下を通り環境を汚染するとして、工事を認可しない決定を下しましたが、トランプ大統領は雇用の創出を理由に計画を指示し、工事が再開されています。
国連で先住民族に対する人権侵害を調査しているタウリコープス特別報告者は、これまでパイプラインの建設予定地を含めアメリカ全土の先住民の居留地を視察してきましたが、4日に声明を発表し、多くの先住民族の間で政府の資源開発への不満が高まっていると指摘しました。
そして、「パイプライン計画は環境に影響を及ぼし先住民族の生活を脅かすもので、計画の推進に深刻な懸念を表明する」としたうえで、先住民族の居留地がある地域では風力や太陽光、地熱発電などの再生エネルギーの開発に力を入れるべきだと訴えています。タウリコープス特別報告者は、このあとジュネーブの国連の人権理事会に報告書を提出する予定で、アメリカ側に計画の見直しを求め、先住民族の権利保護に取り組むよう働きかけていく方針です。