images安倍首相は、日米同盟のことを語るときには、以下のフレーズをよく使います。

「自由と民主主義を守る普遍的価値観を共有する」

ならば、トランプ大統領の失政には、しっかりと意見をいうことが、盟友としての責務ではないか、と、私は思います。
言うべきときにきちんと意見を言えないようでは、国連の安全保障理事会の常任理事国入りには程遠い、と、思います。

あ、移民や難民をほとんど受け入れていない日本政府は、トランプ大統領の入国禁止令を批判する資格はないかもね。

少なくとも、トランプ大統領は、交渉術が好きなビジネスマン、ですから、こちらから、いろいろ要求も突きつけていかないと、交渉のテーブルに乗らない、一方的に要求を言われるだけ、という事態もありえますよ。

外交大好き、安倍首相が一番、苦手なのが、実は、外交交渉である、という事実。


東京新聞から

共産・小池氏が首相批判 入国禁止に「もの言えず」

 共産党の小池晃書記局長は30日の記者会見で、トランプ米大統領による入国禁止の大統領令に関し、参院予算委員会で具体的な論評を避けた安倍晋三首相の政治姿勢を批判した。「国際的に批判が広がっているのに、首相が『コメントする立場にはない』と答弁してびっくりした。米国にものを言えない政権でいいのか」と述べた。

 日米2国間の通商交渉に関しては「入るべきでない。『米国の農産物や車をもっと買え』と、むき出しの要求を突き付けてくることが予想される」と指摘した。