台湾アメリカにとって、今、最大のライバルは、中国のようですね。

台湾を材料に、アメリカ側が中国にゆさぶりをかけている、ということだと思います。


NHKのニュースサイトから

台湾総統に会わないよう 中国が米議員に書簡で求める

台湾の蔡英文総統の中米訪問に先立って、アメリカで会談した共和党の議員は、事前に中国側から蔡総統と会わないように求める書簡が送られてきていたことを明らかにし、アメリカと台湾の接近に中国が神経をとがらせていることをうかがわせています。

台湾の蔡英文総統は、外交関係のある中米4か国を訪問するのを前に8日、経由地のアメリカ南部テキサス州のヒューストンで、地元選出で若手の有力政治家の1人である共和党のテッド・クルーズ上院議員と会談しました。
クルーズ上院議員は蔡総統との会談後、記者団に「会談の前に、中国側から蔡総統に会わないように要請する書簡を受け取った」と明らかにしました。そして、「中国は、われわれが誰かと会うことについて拒否権を行使する立場にない」と述べて、不快感を示すとともに、トランプ次期政権は台湾との関係を強化するべきだと強調しました。
蔡総統は、ヒューストンに滞在した2日間で、共和党の議員を中心に積極的に交流しました。
中国から議員に宛てた書簡は、トランプ氏が先月、外交関係のない台湾の蔡総統と異例の電話会談を行ったことを受け、アメリカと台湾が接近する動きに中国が神経をとがらせていることをうかがわせています。