49379732.pngNHKと広告代理店との距離感が気になっています。
もう、NHKのニュースで、広告代理店が請け負っているイベントや、企業の動向に関するニュースが流れることが普通になっています。

そのNHKの会長が交代になるそうです。
新しい会長に選出された上田氏について、私は、今のところ、異論は感じませんが、今後、記者会見などで、いろいろ、対外的に意見を述べられると思いますので、それを見て判断してみたい、と、思っています。

さて、すばらしい会長だった、松本前会長を無理矢理に引き摺り下ろし、その任にない方である籾井氏をその座に据えた、安倍自民党はその責任を感じているのでしょうか。


朝日新聞から

NHK混乱の果ての「籾井降ろし」 新会長人事の背景は

 NHK経営委員会は6日、次期会長に現職の経営委員で監査委員の上田良一氏(67)を選出した。経営委員として、会長を中心とする執行部の業務を監督する立場から、攻守が逆転する異例の起用。背景には、混乱が続いた「籾井体制」の立て直しに、NHK内外で信頼関係が築ける人物の就任が不可欠と判断されたことがある。

 上田氏は、松本正之前会長時代の2013年6月に常勤の経営委員に就任。12人いる委員の中で常勤は上田氏1人で、理事会など執行部側の会合にもオブザーバーとして参加してきた。
 ある委員は「経営委とNHK執行部の両方の立場を理解している。常勤のため職員とも信頼関係がある」。NHK幹部も「落ち着いた性格で受け答えにも安定感がある。籾井会長と違って国会答弁も冷静に対応できるだろう」とみる。