93bccc17.jpg零戦を設計した堀越二郎氏を描いた映画「風立ちぬ」を監督した宮崎駿監督も、映画の中では、零戦を設計する前に設計を担当した96式艦戦まで、の話を中心としていました。
零戦のところを話にすると、避けられない部分があるから、というようなことをおっしゃっておられたと思います。

歴史作家の司馬遼太郎氏も、あの戦争を主題にした作品は書くことができない、と、何度もおっしゃっておられた、と、思います。

私も、日本で一番生産された零戦、美しい機体だと思いますし、実戦で活躍したことも事実なのですが、末期には、悲劇的な状況にも追い込まれた、と、思いますし、私たち日本人が、胸を張って展示するようなものではないかも、とも、思います。


朝日新聞から

零戦展示、開館時は見送る方針 あいち航空ミュージアム

 愛知県は、県営名古屋空港(豊山町)に建設する「あいち航空ミュージアム」について、来年11月末の開館時には旧日本軍の零戦の実機展示を見送る方針を固めた。当初は零戦展示も検討していたが、数が多く入手しやすい民間航空機4機に絞ることにした。

 零戦展示には、鈴木幸育・前豊山町長が「若い子に興味を持たせたくない」と難色を示していた。県幹部は「そうした声は(展示見送りに)関係ない。零戦は名古屋でも造られた。将来も展示しないとは限らない」と話している。
 開館時の展示は、戦後初の国産旅客機「YS11」、プロペラ機やヘリコプターなど、いずれも三菱重工業が開発・製造に関わった国産機。その後、三菱航空機が開発する国産初のジェット旅客機MRJの試験機も加える予定だ。県は展示物を用意するため、来年度の債務負担行為として8億8810万円を盛り込んだ補正予算案を12月県議会に提出する。