logo今回の自民党を二分した衆院福岡6区補選での旗色を鮮明にすることができなかった、ということかと思います。

しかし、福岡県の小川知事は、県民党である、とのことで現在二期目ですが、もともと、自民党福岡県連の一部が推し、前任の麻生知事が後継として指名した、という経緯がある方で、自民党とのパイプが太い方です。

福岡6区補選の余波、ということになると思います。


産経新聞から

福岡・小川洋知事、入院めぐり議会紛糾 病院名公表せず 「証明書を出せ」と県議

 福岡県の小川洋知事が今月10~18日、腰痛のため都内で検査入院したことをめぐり、県議会が紛糾している。27日の決算特別委員会では、自民党の吉松源昭県議から病院名の公表を迫られたが、「相手の立場もある。違った憶測を招きかねず、申し上げられない」と拒否した。吉松氏は入院証明書の提出を求めた。

 県側の説明によると、小川氏は9日に上京し、翌10日から都内の病院で入院した。18日、公務に復帰した。ただ、秘書室長ら幹部職員にも入院先を知らせず、職務代理者も置いていなかった。
 吉松氏は知事の対応は危機管理上、問題があると指摘した。25、26両日の同特別委で、入院先の公表を求めたが、執行部側が「承知していない」などと回答したため、議員側が反発。27日は小川氏自ら出席し、説明すると申し出た。
 ただ、小川氏は結局、病院名は明かさなかった。入院証明書の提出については同特別委後、記者団に「持ち帰り、検討する」と述べた。
 複数の県関係者によると、知事は4日に「腰痛がひどく、12日から19日の海外出張は断念する」と秘書室長や副知事に伝え、7日夕に「週明けから数日間、入院する」と伝えた。
 17日に最終の検査結果が出るまで、県幹部とは毎日、電話やメールでやり取りをしていたという。
 保守分裂となった衆院福岡6区補欠選挙の告示日直前からの入院とあって、自民党県議団を中心に「どの陣営に付くべきか対応を決めかね、逃げたのではないか」と、いぶかる声が出ている。