フィリピンずっと、アメリカの「保護国」だったフィリピンを、中国とアメリカが綱引きを続けています。
新しい大統領は、反米、親中ですが、国民の支持率は高く、ポピュリズム的でもありますが、親アメリカ勢力が押され気味、ではあります。

長らく、フィリピンを「統制下」に置いてきたアメリカは、フィリピンの官僚機構、警察や軍隊を、そのコントロール下に置いているようで、そのことを感じさせる、アメリカ大使館前の事件と思います。

ひるがえって、私たちの国はどうでしょうか。
「他山の石」


朝日新聞から

警察車両にひかれデモ参加者ら負傷 マニラの米大使館前

 フィリピン・マニラの米大使館前で19日、駐留する米軍の撤退を求めるデモをしていた人たちに、警備にあたっていたとみられる警察車両1台が突っ込み、デモをしていた人と警察側の約50人がひかれてけがをした。当時の映像によると、1台の警察車両が前後に激しく動き回り、デモ参加者らをひいた。警察側は「故意にひいたわけではない」と主張している。

 警察が催涙ガスをまくなどしたため、デモが激しくなったとの情報もある。