Unknown2020年の東京五輪後の反動による経済冷却を危惧する声があり、その「起爆剤」の候補として、2025年の「大阪万博」の構想がある、と、菅官房長官が述べたそうです。

ひどいものです。
政治の私物化、ここに極まれり、という感がします。

この発想も、広告代理店の匂いがプンプンします。

第一、起爆剤ばかりが爆発していて、それによって、連鎖爆発する本体が、人口減、高齢化社会を迎えるこの国にはないのではないか、と、感じています。

もっと、後世の歴史家の検証に耐える、大きな政治をしてもらいたい、と、願っています。


朝日新聞から

政府、大阪万博誘致に前向き姿勢 菅氏「大きな起爆剤」

 菅義偉官房長官は29日の記者会見で、大阪府が2025年の誘致を目指す国際博覧会(万博)について、「大阪のため、日本のため、誘致は一つの大きな起爆剤になる」と評価したうえで、政府として、誘致を前向きに検討していく考えを示した。

 博覧会国際事務局(BIE)への立候補は政府が行うため、閣議了解が必要となる。府は10月にも、基本構想を政府に提出する予定だ。松井一郎府知事は2020年の東京五輪後の成長戦略として、万博を「国家プロジェクト」とするよう菅氏らに働きかけており、安倍晋三首相も28日の衆院の代表質問で、万博について「観光客が増大し、地域経済が活性化する起爆剤になる」と答弁していた。