2016/09/30 おすすめ「日本会議の研究」扶桑社 菅野 完氏が、膨大な調査と研究、そして、インタビューをもとに書かれた労作です。 そして、とても、興味深いことが満載の本でした。 ぜひ、一読されることをおすすめします。 しかし、私たちの国や社会の民主主義、というものが、こんなに、はかないもの、だったのか、と、驚いています。 あのワイマール憲法のもとで、ヒトラーのナチスが台頭してきたドイツもこうだったのでしょうか? 「知る権利を守り、ジャーナリズムを育てよう」カテゴリの最新記事 「日本の政治」カテゴリの最新記事
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NHKのニュースサイトから
日本会議の活動など記した書籍 出版禁止の仮処分 東京地裁
憲法改正などを掲げる民間団体「日本会議」の活動などを記した書籍について、東京地方裁判所は、「一部の内容は真実とは言えない」として、出版の禁止を命じる仮処分の決定を出しました。書籍は15万部を超えるベストセラーとなっていて、出版社は「誠に遺憾だ」としています。
出版禁止が命じられたのは扶桑社が去年5月に出版した「日本会議の研究」という新書で、団体の活動や政治との関わりなどが著者の視点から批判的に書かれています。
これについて、団体と深い関わりがあると書かれた男性が「内容は事実に反する」などと申し立てた結果、東京地方裁判所の関述之裁判長は、男性の過去の活動について書かれた2行分の記述について、「真実とは言えない」として、出版の禁止を命じる仮処分の決定を出しました。
男性の代理人の弁護士は「本人への取材すら行われず、名誉が著しく傷つけられた」などとコメントしています。
新書は15万3000部を超えるベストセラーになっていて、扶桑社は「内容の一部の削除を求められたことは誠に遺憾だ。今後の対応は決定の内容を精査して決めたい」というコメントを出しました。