バングラデシュバングラデシュの国旗は、日本の日の丸を参考にした、と、言われていますが、赤い丸はど真ん中ではないようですね。

精神的指導者を死刑にした、とのことで、これは、かなりの社会不安をもたらす、と、予想します。
死刑にすると、殉教者ということで、かえって、象徴的に祭り上げられることにもなりますので、争いが先鋭的になってしまいがち、なのです。
日本では、最高裁で死刑が確定した、あのオウム心理教の教祖の死刑執行を、すぐには行わなかったぐらいです。

しかも、今回死刑にしたのは、2年前に死刑判決が下っていた死刑囚とのことで、今回の事件とつなげてもよいのかどうか、ということもあります。

もちろん、私は、そもそも、死刑には反対の考えを持っています。
こうやって、みせしめや復讐の意味を込めて死刑を執行したり、あるいは判決が確定しても執行せずに経過をみたり、権力者側が恣意的に運用することができる、その理由を説明する責任も負わない、ということも死刑制度の不安定さを感じるのです。

今回の死刑執行は、バングラデシュの社会不安をさらに高める、と、私は思います。


NHKのニュースサイトから

イスラム原理主義勢力幹部の死刑執行 バングラデシュ

ことし7月に起きたテロ事件を受けて、イスラム過激派の取り締まりを強化しているバングラデシュ政府は、イスラム原理主義勢力の精神的指導者の死刑を執行し、これに反発する支持者たちが抗議行動に出る構えを見せています。

ことし7月、バングラデシュの首都ダッカの飲食店が襲撃され、日本人7人を含む20人以上が犠牲となった事件のあと、バングラデシュ政府は、事件にイスラム過激派組織が関わったとみて、取り締まりを強化しています。
バングラデシュ政府は3日、1971年の独立戦争で虐殺に関わったなどとして2年前に死刑判決を受けていた、イスラム原理主義勢力の政党の幹部、ミール・カーセム・アリー死刑囚の死刑を執行しました。
カーセム・アリー死刑囚はイスラム原理主義勢力の精神的指導者で、バングラデシュ政府としては、国内に浸透していた過激派組織IS=イスラミックステートへの対応の遅れが指摘される中、イスラム過激派に対する厳しい姿勢を示す狙いがあったと見られます。
これに対してイスラム原理主義勢力の支持者たちは反発を強め、5日、バングラデシュ全土で抗議行動を呼びかけていて、混乱が懸念されています。