南シナ海や東シナ海、そして、南鳥島についても、台湾と中国との利害関係は一致しているように思われます。
台湾
今回の、南シナ海における中国の活動についての判決が、台湾にとっても受け入れがたい、と感じられているようです。

台湾にできた新しい政権と日本政府との対話、しっかりと行っていただきたい、と、私は願っています。


朝日新聞から

日台初の海洋対話、延期に 南シナ海判決の余波か

 東京都・沖ノ鳥島周辺海域での台湾漁船の操業などについて日台が話し合う初の海洋協力対話が延期された。7月中に開催の予定だった。南シナ海をめぐる常設仲裁裁判所の判決で台湾が実効支配する太平島が「岩」とされ、海洋での強硬姿勢を求める世論が強まったことを受け、台湾側が影響を嫌ったと見られる。

 台湾外交部高官によると、海洋対話は28日の開催が内定していた。だが、12日の判決が台湾にとって想定を上回る厳しさで、情勢が一変。外交部は26日、「対話の議題が広い範囲に及んでおり、さらなる協議が必要」として、準備不足を理由に台湾側の求めで延期を決めたと発表した。