自民党の稲田政務調査会長が、沖縄を訪問し、沖縄の問題を議論する組織を自民党内に作りたい、と、述べたそうです。
Unknown
稲田氏の考えは至極まっとうなことと私も思います。

しかし、内閣で沖縄問題を担当している菅官房長官との調整が終わっているのかどうか、不安がありますし、谷垣幹事長が自転車で怪我をし、そして、内閣改造と自民党の役員人事が予定されていて、稲田氏がどうなるかもよくわかりませんから、この話がどうなるかも不透明、と、私は感じます。


NHKのニュースサイトから

自民 沖縄の課題議論する組織を新設へ

自民党は、沖縄が抱える課題を議論する組織を党内に新設する方向で調整する考えで、アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡る政府と沖縄県の対立が続くなか、次の衆議院選挙に向けて沖縄での党勢の立て直しにつなげるねらいもあるものとみられます。

自民党の稲田政務調査会長は、25日、訪問先の沖縄県名護市で、日米地位協定や基地負担の軽減の問題など沖縄が抱える課題を議論する組織を党内に新設する方向で調整する考えを示しました。
沖縄の自民党は、おととし、翁長知事が就任して以降、県政野党となり、ことし6月の沖縄県議会議員選挙では、共産党や社民党など県政与党が引き続き過半数を占めました。さらに、先の参議院選挙の沖縄選挙区で、現職閣僚がアメリカ軍普天間基地の移設計画反対を掲げた野党統一候補に敗れたことで、衆参両院とも県内の選挙区選出の自民党の議員はいなくなり、党内からは「今のままでは次の衆議院選挙は戦えない」という声も出ています。自民党としては、こうした状況を踏まえ、沖縄が抱える課題を議論する組織を党内に新設して、次の衆議院選挙に向け沖縄での党勢の立て直しにつなげるねらいもあるものとみられます。