トルコ命を奪いかけられたトルコ大統領、そのクーデターの失敗をうけて、強権的な政策を矢継ぎ早に繰り出しています。

非常事態宣言も、クーデターの防止ということを名目に、自分たちの政策に批判的な勢力を一掃し、反対者の口を封じて、その政治的活動を抑制するために行われているのだとすれば、これほど非民主的なこともない、と、思います。

「世俗主義」と言われるトルコの政治社会の特性が失われていくことは間違いありません。

「他山の石」
私たちは、私たちの社会を守るために、今、トルコの大統領が行っていることをしっかりと見て、学んでおかねばなりません。


読売新聞から

トルコ大統領、メディア24局の免許剥奪

 クーデター未遂事件が起きたトルコのエルドアン大統領は20日、安全保障政策の事実上の最高意思決定機関・国家安全保障会議を開催した。

 地元メディアによると、会議終了後、閣議を経て「重要発表」が行われる見通しだ。エルドアン氏は19~20日にかけて教職員を一斉に解任し、メディア規制にも乗り出すなど強権的な政治手法を強めている。
 エルドアン氏は19日午後、最大都市イスタンブールから首都アンカラに戻った。地元メディアによると、大統領、首相、参謀総長や軍司令官などで構成される同会議では、政敵の宗教指導者フェトフッラー・ギュレン師(米国亡命)の身柄引き渡しに加え、ギュレン師派公務員の免職、非常事態宣言の発令などの緊急対策が協議された模様だ。
 エルドアン氏はギュレン師派がクーデターを主導したとみて、同派を一掃しようとしている。19日に続いて20日も、公立学校の教職員ら6538人、警察官900人、判事ら262人の解任・停職という追加処分を発表した。放送監督当局も19日、ギュレン師との関係が疑われるテレビやラジオ24局の免許剥奪を決定した。