images経済指標を、政権の支持率と同様に位置付けると、経済判断に政治的思惑が加わり、正しい政策ができなくなるおそれがある、と、私は感じています。
今の安倍首相がそうではないか、と、思います。


NHKのニュースサイトから

米FRB議長 追加利上げ「数か月のうちに」

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のイエレン議長は、ことしに入って見送っていた追加の利上げについて、今後、数か月のうちに可能になるという見通しを示し、利上げが近づいていることを示唆しました。

FRBのイエレン議長は27日、東部マサチューセッツ州の大学で講演しました。
FRBは去年12月に、ゼロ金利政策を解除して利上げを始めましたが、海外経済の減速や金融市場の不安定な動きを慎重にみて、ことしに入ってからは追加の利上げを見送っています。
イエレン議長は講演で、アメリカの景気は去年の年末からこの春にかけて一時、減速したことを認めつつも「景気は改善を続け、経済成長も上向いてきているようだ」と述べ、勢いを取り戻してきたという認識を示しました。そのうえで、追加の利上げについて「景気や雇用の改善を確かめ、ゆっくり、慎重に判断するつもりだが、向こう数か月のうちに可能になるだろう」と述べ、利上げが近づいていることを示唆しました。
FRBは先週、前回の金融政策を決める会合の議事録を公表し、今後の景気が上向けば来月に控える次の会合での利上げも視野に入れていることが明らかになっています。
イエレン議長の発言は、こうした内部の意見に沿う内容で、今後、公表される雇用や個人消費の指標などに金融市場の関心が集まることになります。