初の女性大統領の産みの苦しみ、なのか、それとも、本当に、トランプ大統領が誕生するのか、クリントン氏にとって不利なニュースが流れています。
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FBIが、クリントン氏の事情聴取を行う可能性がある、と、報道されています。

司法権力の選挙戦への介入か、それとも、選挙戦への影響を恐れて現政権が捜査当局を抑制し続けているのか、どちらなんでしょう。
両方かな。

ところで、トランプ氏は、在日米軍の駐留経費を全額日本が負担すべき、と、改めて、再度発言しているようです。


NHKのニュースサイトから

クリントン氏のメール “規則違反と結論”報道

アメリカ大統領選挙に向け、民主党の指名獲得に大きく近づいているクリントン前国務長官が私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で、アメリカの主要メディアは国務省の監察部門がクリントン氏の規則違反を結論づけたと伝え、今後の選挙戦に影響が出るとみられます。

アメリカ大統領選挙に向けた民主党の候補者選びで指名獲得に大きく近づいているクリントン氏は、国務長官在任中に私用のメールアドレスを公務に使っていたことが明らかになっています。
これについてアメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズなどは、国務省の監察総監室がまとめた調査報告書を入手したと報じました。
それによりますと、「クリントン氏は少なくとも退任時に、公務に使ったメールをすべて提出しておくべきだった」として、記録の管理に関する規則に違反していると結論づけたということです。
これに対しクリントン氏の陣営は、「報告書は過去のほかの長官もメールの使用に問題があったと指摘している」として、クリントン氏だけの問題ではないと主張しています。
アメリカのメディア各社は、国家機密が漏れているおそれがあるとしてFBI=連邦捜査局が近くクリントン氏本人の事情聴取を行うと伝えています。
共和党の大統領候補の指名獲得を確実にしているトランプ氏は、この問題でクリントン氏への批判を強めていて、今回、規則違反が結論づけられたと報じられたことで、今後の選挙戦に影響が出るとみられます。

(引用終わり)

NHKのニュースサイトから


トランプ氏 「クリントン氏は不誠実だ」と批判

アメリカ大統領選挙に向けて共和党の指名獲得を確実にしたトランプ氏は、民主党のクリントン前国務長官が私用のメールアドレスを公務に使っていたことが規則違反だと報じられたことを受けて、「クリントン氏は不誠実だ」などと批判しました。

アメリカ大統領選挙に向けて共和党の指名獲得を確実にしたトランプ氏は、25日、西部カリフォルニア州で演説し、民主党のクリントン前国務長官が私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で、国務省の監察部門が規則違反だと結論づけたとする報道について触れました。
この中で、トランプ氏は「クリントン氏は不誠実だ。本選挙での彼女との対決は望むところだが、それが実現できるかも分からなくなってきた」などと述べたうえで、クリントン氏は大統領にふさわしくないと批判しました。
この問題を巡っては、FBI=連邦捜査局が近くクリントン氏本人の事情聴取を行うとも伝えられていて、トランプ氏は一層クリントン氏への批判を強めていくものとみられます。
一方、トランプ氏は、日本に駐留するアメリカ軍について「日本の防衛を続けたいが、そのためには公平な支払いが必要だ。アメリカは軍を撤退させ、日本が自分たちで防衛しなければならなくなるだろう」と述べました。そして「『トランプ氏は間違っている、日本は駐留経費を支払っている』という人がいるが、なぜ日本が100%経費を負担しないのか」と述べ、アメリカ軍の駐留経費の全額を日本が負担すべきだと改めて主張しました。