官邸側から示されたいくつかの選択肢の中から、府連側も容認できる候補者を選択した、ということでしょうか。よくわかりませんが。
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6年前の選挙結果をみると、若い候補者に入れ替えしないと、自民党の当選者なし、という事態も考えられます。また、おおさか維新の会への配慮を官邸側は求めていると思います。

おそらく、おおさか維新、公明党、自民党、そして、4人目を民主党と共産党が争う、ということになるのかな。

第23回参議院議員通常選挙(2013年(平成25年)7月21日)
当 東徹 46 日本維新の会 新 1,056,815票 28.8%
当 柳本卓治 68 自由民主党 新 817,943票 22.3%
当 杉久武 37 公明党 新 697,219票 19.0%
当 辰巳孝太郎 36 日本共産党 新 468,904票 12.8%
梅村聡 38 民主党 現 337,378票 9.2%

第22回参議院議員通常選挙(2010年(平成22年)7月11日執行)
当 石川博崇 36 公明党 新 864,278票 22.1%
当 北川イッセイ 67 自由民主党 現 706,986票 18.1%
当 尾立源幸 46 民主党 現 698,933票 17.9%
岡部まり 50 民主党 新 617,932票 15.8%

こうやって、過去の選挙結果をみると、「みんなの党」という過去の政党の役割は、有権者の自民党への批判票が、民主党への得票となるのを防ぐため、ということだったのかなあ、と、思います。
つまり、民主党の勢いが削がれたら、もう、「みんなの党」の存在意義はなくなった、ということになったのかなあ、と。


朝日新聞から

自民大阪府連、女性官僚を公認申請へ 参院選大阪選挙区

 自民党大阪府連は22日、選挙対策委員会を開き、夏の参院選大阪選挙区(改選数4)の擁立候補として、外務省女性参画推進室長の松川るい氏(44)=22日付で辞職=を党本部に公認申請することを正式に決めた。府連は昨年、3選を目指す北川イッセイ氏(73)の公認を申請したが、党本部は年齢面などを危惧し、差し戻し状態となっていた。北川氏とともに申請するが、党本部が松川氏に絞り込む見通しだ。

 松川氏は1993年に外務省入省。日中韓協力事務局次長などを歴任し、2014年に同省女性参画推進室の初代室長に就いた。大阪市の四天王寺中・高校を卒業している。中山泰秀府連会長は記者団に「女性活躍推進というスローガンを地でいく象徴的な候補だ」と語った。
 2013年に改選数が3から4に増えた大阪選挙区には今回、民主党が現職の尾立源幸氏(52)、公明党も現職の石川博崇氏(42)を擁立。共産党は新顔の渡部結氏(34)、おおさか維新の会は新顔の浅田均氏(65)を立てる。