歴史というものは、それを見るものの立場で変わる、ということの一例かと思いますが、ロシアのプーチン大統領の時代が終わりにきているのかもしれません。
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安倍政権は、プーチン大統領に接近することで、北方領土問題の解決を図りたい、という外交政策目標を持っていると思いますが、そちらの戦略に影響を与えるかもしれません。


河北新報から

ロシア大統領がレーニン批判 波紋広がる

 
ロシアのプーチン大統領が、ロシア革命の指導者レーニンを「彼の思想がソ連を崩壊させた」と強く批判、賛否両論の波紋が広がっている。大統領府は発言が経済悪化に不満を募らせる国民の分裂を招く事態を懸念し、火消しに躍起だ。
 レーニンは年配者の尊敬を集め、ソ連崩壊後も遺体はモスクワの赤の広場で公開されている。
 プーチン氏は21日、学術に関する諮問会議を開催。詩人パステルナークがレーニンを批判した詩を引用した学者の発言を受け「(レーニンは)ロシアという名の建物の下に核爆弾を仕掛けた」「世界革命はわれわれには必要なかった」などと述べた。