こういうことを、日本のマスコミは、きちんと日本国民に知らせる必要があると思います。

もちろん、中国政府には、日本人の速やかな解放を強く求めなければなりませんが、それを強く求めていかなければならない日本政府の対応になんだか、すっきりしないものを感じるのです。
有権者として、私たちの政府が、外国に対して何をしているのか、きちんと知る必要があります。


読売新聞から

スパイ容疑で4日本人拘束…中国が公式に認める

 在日中国大使館の何振良報道官は28日の定例記者会見で、中国当局が「スパイ容疑」で日本人4人を拘束していると明らかにした。

 中国政府がすでに逮捕を公表している日本人2人に加え、拘束が疑われていた別の日本人2人の拘束についても、中国政府として初めて公式に認めた。
 何氏は記者会見で、日本人の女性1人が最近になって「刑事拘留」となり、日本人の男性1人が6月下旬から「居住監視」という措置を受けていると明らかにした。いずれも正式逮捕の前に取られる身柄拘束の措置で、「居住監視」はホテルなどで軟禁状態に置かれる。何氏は拘束の具体的な理由などの詳細には触れなかった。
 関係者によると、女性は中国から帰化した東京都内の日本語学校スタッフで、6月に中国・上海で拘束されたとみられる。男性は脱北者を支援する活動などに携わり、銀行口座の不正開設を理由に北京で拘束された可能性がある。