私は、もともと、オリンピックやサッカーW杯などで見られるような、スポーツの世界の過度な商業化には反対の立場です。
もともと、用品のメーカーの関与が大きかった、ゴルフやスキーでは以前から、そのような空気がありますし、日本人の国民的スポーツであり続けた野球も早くからプロ化されていて、そのような存在でした。
でも、最近のスポーツに対する過度な商業化の流れは、違和感どころか、吐き気を催すぐらいの嫌悪感にとらわれています。バレーボール、卓球など、すでに巻き込まれていますが、最近では、テニス、ラグビーから、お金の匂いがプンプンしています。

こんなことを言っているとダメなんですかね。
でも、野球では、昔から、プロ野球とアマチュア野球との間には、しっかりした壁が作られていました。今では、その壁はもう、なくなっているようですが。

東京オリンピックの開催準備では、エンブレムの問題で、広告代理店が大きな失敗をしましたし、国立競技場の建設問題では、JSCがはしゃぎすぎていた、ということも明らかになりました。これらの背景には、過度な商業化の流れがあるから、と、感じています。
しかし、そもそも、招致合戦のときから、広告代理店が裏で活動していたのでしょうから、なんともねえ、という感じがします。

このまま、国民感情から浮き上がったような、商業化されたスポーツイベントのまま、突き進むのでしょうか。

オリンピックの追加種目の件では、選ばれた種目に偏りや違和感があることについて、「若者に人気」という説明で流されていますが、広告代理店の意向が強く出ている、と、私は感じます。

そして、私たちの社会における、広告代理店の身勝手な動きに対して、最近のNHKの柔軟な報道対応にも、違和感、嫌悪感を持っています。

スポーツの世界だけでなく、行政、政治の世界にも、広告代理店の影がちらつく、と、私は感じています。このままで、大丈夫でしょうか。


NHKのニュースサイトから

IOCに提案する追加種目 きょう決定

2020年東京オリンピックの組織委員会がIOC=国際オリンピック委員会に提案する追加種目は、「野球・ソフトボール」や「空手」など5競技の16種目程度で最終調整が進められていて、28日に開かれる組織委員会の理事会で決定します。

東京大会の追加種目については、組織委員会が、有識者による「検討会議」を中心に、オリンピックに採用されていない8つの競技団体からIOCに提案する種目の絞り込みを進めてきました。
選考では「国内と若者の人気」を重視し、これまでに、国内で人気のある、3大会ぶりの復帰を目指す「野球・ソフトボール」と、日本発祥の「空手」、若者に人気の高い、「ローラースポーツ」、「スポーツクライミング」、それに「サーフィン」の合わせて5つに絞られているということです。
5つの競技の事前の希望種目数は、「野球・ソフトボール」が2、「空手」が12、「ローラースポーツ」が6、「スポーツクライミング」が2、「サーフィン」が4で、合わせて26種目となっています。
組織委員会は、国内で人気の2競技と、若者に人気の3競技の間で、種目数のバランスを取ってIOCに提案したい意向を持っていて、空手などの種目数を減らし5競技で16種目程度にすることや、選手数の上限が500人とされるなか、312人で提案されている「野球・ソフトボール」のチーム数を減らすことなどで最終調整が進められています。
提案する種目、は28日午後の「検討会議」を踏まえて理事会で決定します。
実施される追加種目は、最終的には来年8月のIOC総会で正式に決まります。