安倍内閣のもとでは、世界戦略はうまく行かないようです。
インドネシアの新幹線計画は、一旦、白紙になった、のですが、一転して、中国案を採用して、計画続行になるそうです。
さあ、日本政府、巻き返しができますでしょうか。
世界で、中国と競り合っても、日本にはメリットがないように思います。
逆に、互いを補完しあって、世界のために協働できれば、と、私は思います。
読売新聞から
中国案採用か…高速鉄道「白紙」一転、計画続行
インドネシアのナスティオン経済調整相は23日、谷崎泰明・駐インドネシア大使との会談で、日本と中国が受注を争った高速鉄道計画について、計画そのものを見直すとした方針を撤回し、計画続行を伝えた。
課題とされた資金面で中国から新たな融資を引き出し、中国案の採用に見通しがついたためとみられる。
ナスティオン氏は会談後、記者団に「ジョコ大統領の指示で計画続行を伝えた」と述べた。建設にあたり、国庫支出や政府保証はしない考えを強調し、こうした条件を含む日本案の採用は難しいことを示唆した。
中国案を支持するインドネシアの国営企業相は先週訪中し、インドネシアの国営銀行が中国開発銀行から30億ドル(約3兆6000億円)のインフラ(社会基盤)融資を受けることで合意した。この一部を民間資金として高速鉄道計画に充てれば、国庫支出や政府保証の必要がなくなるため、中国案採用が有力視されている。
インドネシアの新幹線計画は、一旦、白紙になった、のですが、一転して、中国案を採用して、計画続行になるそうです。
さあ、日本政府、巻き返しができますでしょうか。
世界で、中国と競り合っても、日本にはメリットがないように思います。
逆に、互いを補完しあって、世界のために協働できれば、と、私は思います。
読売新聞から
中国案採用か…高速鉄道「白紙」一転、計画続行
インドネシアのナスティオン経済調整相は23日、谷崎泰明・駐インドネシア大使との会談で、日本と中国が受注を争った高速鉄道計画について、計画そのものを見直すとした方針を撤回し、計画続行を伝えた。
課題とされた資金面で中国から新たな融資を引き出し、中国案の採用に見通しがついたためとみられる。
ナスティオン氏は会談後、記者団に「ジョコ大統領の指示で計画続行を伝えた」と述べた。建設にあたり、国庫支出や政府保証はしない考えを強調し、こうした条件を含む日本案の採用は難しいことを示唆した。
中国案を支持するインドネシアの国営企業相は先週訪中し、インドネシアの国営銀行が中国開発銀行から30億ドル(約3兆6000億円)のインフラ(社会基盤)融資を受けることで合意した。この一部を民間資金として高速鉄道計画に充てれば、国庫支出や政府保証の必要がなくなるため、中国案採用が有力視されている。
コメント
コメント一覧 (1)
菅官房長官は、「理解しがたい」と、発言したようですが。
日本の裏庭ともいうべき、東南アジアに、中国の影響力がどんどん強まっていることを感じさせるエピソードだと思います。分水嶺を越えましたかね。
読売新聞から
高速鉄道に中国案採用、菅氏「理解しがたい」
インドネシアのソフヤン・ジャリル国家開発企画庁長官は29日、菅官房長官と首相官邸で会談し、日本と中国が受注を争ってきたインドネシアの高速鉄道計画について、中国案を採用する方針を伝えた。
安倍首相は経済政策「アベノミクス」の具体策としてインフラ(社会資本)輸出の拡大を掲げており、今後の影響も懸念される。
インドネシアのジョコ大統領の特使として来日したソフヤン氏は会談で、中国案の採用理由について「財政負担や債務保証を伴わない新たな提案があった」などと説明した。菅氏は「(選定の)経緯について理解しがたい。極めて遺憾だ」と述べ、インドネシア政府の対応に強い不満を示した。
高速鉄道計画はジャカルタ―バンドン間の約140キロ。日本の新幹線方式の導入を前提に進んでいたが、中国は巨額融資をアピールして昨年末から巻き返しを図っていた。