国会審議がうまく進まないことに苛立ちと、また、ご自身の体調も良くないのかもしれない、とも思っていますが、そもそも、自らが強い意欲をもって始めた法案です。
しっかりと主体的な責任感をもって、対応していただきたい、と思っています。
夏休みをとるな、とは絶対に思っていませんが、国会審議が開催されている日にも、夏休みとしてゴルフをしていたことは、国民への印象がかなり悪化した、と、思います。

私たちの統治機構の首相という立場には不適格な人格の方だと、ずっと、思っています。

今回の「自席からの発言」つまり「ヤジ」は、民主党の蓮舫議員に対するものでした。
前回問題となった、衆議院での「早く質問しろよ」は、やはり民主党の辻本議員に対するものでした。

安倍首相は、女性議員が苦手なのかもしれません。
それも、自分の権力にすり寄ってくるような女性議員は問題ないのですが、そうではなくて、対抗してくるような女性議員には、生理的に合わないぐらい苦手、なのではないでしょうか。

しかし、それでは、単にイエスマン(イエスウーマン?)の女性大臣を増やしているだけになり、本当の意味での男女平等社会を実現させることにはならず、安倍首相の言う「女性活用」ということに、本質的な履き違いがあることがうかがえます。


NHKのニュースサイトから

参院安保委 首相の”自席発言”に民主が抗議

安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会の理事会で、25日の安倍総理大臣の自席からの発言に、民主党などが反発したことを踏まえ、民主党は、「これ以上、委員会にふさわしくない態度があれば、審議には応じられない」と抗議しました。

安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会で、安倍総理大臣が25日、中谷防衛大臣兼安全保障法制担当大臣の答弁を巡って自席から発言したことに、民主党など野党側が反発し、安倍総理大臣は発言を撤回する考えを示しました。
これを踏まえ、26日開かれた特別委員会の理事会で、野党側の筆頭理事を務める、民主党の北澤・元防衛大臣は、「委員会審議がスタートしたときは、安倍総理大臣は、真摯にやっていたが、最近は、態度が非常に荒っぽくなっている。これ以上、委員会にふさわしくない態度があれば、頭を冷やしてもらうためにも、審議には応じられない」と抗議しました。
これに対し、自民党側は、「安倍総理大臣から不規則発言があったことは誠に遺憾だ」としたうえで、「今後、このようなことが起きないよう、しっかりと安倍総理大臣と政府側に申し入れておく」と応じました。