厚生労働省の概算要求額が、過去最大になる、とのことでしたが、それだけではなくて、政策的な予算額が、各省庁において、かなり増額されるのではないか、と、思われます。

それは、アベノミクスが予定通りに成果を見せていないことについて、経済界だけでなく、国民にもわかりやすい政策的出動が必要なことや、来年度、参議院議院の選挙があることから、支持者を増やすためにも、また、9月に予定されている自民党総裁選において、安倍総理自身が自民党総裁に再選されるために、自民党内の政治家たちに対する、不平不満に対する対策としての支出も増やさなければなりません。

国家予算を私物化しているとも見えますが、政党政治というのはそういうことだ、とも考えることもできます。
大切なことは、政治家たちがやっていることを、主権者たる私たち国民がしっかりと見ておくこと、と、思います。