自民党の谷垣幹事長が、公明党の井上幹事長と会談したそうです。
ここ最近の谷垣幹事長の動きが、少し、きな臭く感じます。

安倍政権を支え続けることに、公明党内で動揺があるのではないか、と、想像しています。

参議院の安保法制審議では、衆議院のときと異なり、与党側の質問時間を増やしています。
それで、政府与党側からの国民への法案の説明がすすみ、国民の理解が深まり、法案の成立を望む声が増える、という作戦のようです。

しかし、国民の間で、法案への賛成意見が少ないのは、法案への国民の理解が足りないから、ではなく、国民はこの法案の本質、精神、根本的なところが理解できているから、反対や慎重意見が増えているということに、周囲にイエスマンを揃えてしまった、ハダカの王様である安倍首相は気付かなければなりません。

先日のフジテレビの番組に安倍首相が出演しての安保法制の必要性の説明について、アメリカの火事を消火するため、という説明が、逆に国民の反感を買っていることなど、安倍首相の政治的ミス、オウンゴールが続いていると思います。

与党側の質問時間が増えたことは、公明党からの質問が増えるということになりますが、これが、また、オウンゴールになっていくリスクが高い、と、私は思います。
衆議院の審議で、与党側の質問時間、つまり、公明党からの質問を制限することになっていたのは、そういう背景もあったのではないか、と、今更ながら、感じます。
本当に、今の安倍政権、自民党執行部は、姑息な手段を選ぶと思います。それでは、あとで、信用を失うだけです。

公明党の要職にある方々が、「安保法制には、法的安定性は関係ない」と述べたという、首相イエスマンの一人、磯崎総理大臣補佐官を公然と批判するのは、公明党内や創価学会の動揺を示していると私は感じます。
磯崎補佐官を批判することは、首相を批判することと同義だから、今までの政治状況では、困難でした。

安倍首相が、磯崎補佐官を守りきることができるかどうか、が、とりあえずのポイントになると思います。

9月に予定されている自民党総裁選に向けて、谷垣幹事長がなにか政治的動きをしているのかな、と。
ぜひ、自民党内のリベラル派議員を集結させて、新しい総裁を選びなおしてもらいたい、と、思います。

安倍首相のままでは、日本が、日本人が危ないです。


NHKのニュースサイトから

谷垣幹事長 首相補佐官発言で陳謝

自民・公明両党の幹事長らが会談し、安全保障関連法案を巡って礒崎総理大臣補佐官が「法的安定性は関係ない」などと発言したことに、公明党側が「発言はいかがなものか」などと苦言を呈したのに対し、自民党の谷垣幹事長が陳謝しました。

会談には、自民・公明両党の幹事長と国会対策委員長が出席しました。
この中で、公明党の井上幹事長は、国家安全保障を担当する礒崎総理大臣補佐官が安全保障関連法案を巡って「法的安定性は関係ない」などと発言したことについて、「『法的安定性』は与党協議や閣議決定でも確認されており、こうした発言をするのはいかがなものか」と苦言を呈しました。
また、公明党の大口国会対策委員長も「法案審議に協力すべき補佐官が悪い影響を与えるべきではなく、反省してもらいたい」と述べました。
これに対し、自民党の谷垣幹事長は「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝しました。
そして、会談では、法案の成立に向けて、緊張感をもって審議に臨むことを確認しました。
一方、自民党の二階総務会長は、公明党の漆原中央幹事会会長と会談したあと、記者団に対し、「重要な立場に近いポストにいる人には、その人なりの責任があり、言動に注意することは当たり前だ。国会運営は極めて微妙なバランスの上に成り立っており、十分注意してもらいたい」と述べました。